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【CoA Study】創薬スクリーニングに向けた超多検体トランスクリプトーム技術の応用と発展

株式会社Srustは株式会社ナレッジパレットとの共同企画で3カ月連続のイベントを開催!
記念すべき第一回は「創薬スクリーニングに向けた超多検体トランスクリプトーム技術の応用と発展
をテーマに、9月20日(水)17:00より共催します。

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【概要】

~CoA Studyとは~
「研究に役立つ知見がすぐに得られる」ことをコンセプトに、株式会社Srustが主催する研究者参加型の勉強会です。
企業及びアカデミアの両方の研究者を対象としており、同研究領域における研究者同士の交流も兼ねて相互コミュニケーション形式のイベントを開催しております。
イベントの前半では、各研究領域で「知って損はない研究トレンド」や「是非読んでほしい論文」などを同領域の研究者から発表いただき、効率的な情報収集を行っていただくことを目的にしています。
イベントの後半においては、参加者から現在研究を進めるにあたって直面している課題などを共有いただき、その他の参加者から解決のためのアイデアやアドバイスをいただくことで、イベント参加直後に何かしらの研究課題が解決されることを目指しております。

記念すべき初回イベントは、ディープテックベンチャーとして急成長を遂げている株式会社ナレッジパレットとの共催イベントになります。
研究に関する情報収集だけでなく、企業における研究活動も知ることができるイベントとなっておりますので、是非ご参加ください!

~今回のテーマについて~
核酸医薬や細胞医薬といった新たな創薬モダリティが普及しつつある2023年現在においても、新規承認医薬品の半数以上は低分子化合物であり、未だに低分子化合物に対するスクリーニング技術の需要は高いのが現状です。

現在の創薬研究で用いられるスクリーニング技術は、標的タンパク質と反応する化合物を探す「標的ベース・スクリーニング」が主流です。しかし近年、疾患モデル細胞に対して表現型変化を引き起こす化合物を探す「表現型スクリーニング」がより新規作用機序の薬剤を発見する確率が高いことが統計的に示され、注目を集めています。

今回の勉強会の前半では、表現型スクリーニングの中でも、全遺伝子の発現情報を取得するトランスクリプトーム技術を応用した研究の潮流を紹介します。
具体的には、Broad研究所のL1000, Novartis社のDRUG-seq、 そして株式会社ナレッジパレットの
bulk Quartz-Seq2という3つの技術プラットフォームを比較を交えながら紹介します。

【登壇者情報】

株式会社ナレッジパレット

2020年の国際ベンチマーキング大会にて世界最高精度を有すると評価された、1細胞レベルの全遺伝子発現解析技術(Quartz-Seq2)を応用することで、細胞のトランスクリプトームを基点とした表現型創薬及び再生医療高品質化の研究開発を行っており、製薬企業や研究機関と共同研究を進めている。

株式会社ナレッジパレット 東京研究開発部部長 主席研究員 廣中謙一

九州大学大学院 システム生命科学府 一貫制博士課程を修了後、理化学研究所や大阪大学、東京大学にて研究者として勤務。2022年より現職である株式会社ナレッジパレットに勤務し、企業研究者として研究開発をリード。

【イベント概要】

  • イベント名:創薬スクリーニングに向けた超多検体トランスクリプトーム技術の応用と発展
  • 開催日時:2023年9月20日(水)17:00〜18:30
  • 開催人数:1回15人~25人
  • 参加者資格:学部生~ポスドク及びその他若手研究者
  • 実施方法:Zoom(一方的な情報共有ではなく研究者参加型)
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【タイムテーブル】

【17:00〜17:05】オープニング

【17:05〜17:30】創薬スクリーニングに向けた超多検体トランスクリプトーム技術の応用と発展

【17:30〜17:45】質疑応答

【17:45〜18:20】(参加型)研究課題の共有と質疑応答 ※事前にアンケートも回収

【18:20〜18:30】クロージング

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【次回以降のテーマ】

本イベントは株式会社ナレッジパレットとの共催となり、3か月間に渡り毎月開催して参ります。
今後どのような内容がイベント前半でシェアされるのか、テーマコンセプトを以下に記載しておりますので、次回以降も是非ご参加ください!
※尚、イベントテーマについては一部変更の可能性がある旨ご留意ください。

第2回シングルセル解析における細胞タイプ同定のためのアノテーション技術
第3回ディープラーニングがバイオインフォマティクスにもたらす可能性

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